訪問リハビリテーション
①訪問リハビリテーションについて
②回数について
③料金について
①訪問リハビリテーションについて
【訪問リハビリテーションとは】
理学療法士(PT)や作業療法士(OT)、言語聴覚士(ST)に自宅を訪問してもらい、リハビリテーションを受けるサービスです。
状態に合わせて、必要な専門職の方に来ていただき、リハビリを受ける事が出来ます。料金設定は、20分単位となっています。リハビリ等行う際、検温や血圧などの健康チェック等を行った後にサービスの提供となり、40~60分でのサービス提供が多いです。
40~64歳で利用したい人、65歳以上でも要介護認定を受けていないが利用したい人は、介護保険ではなく医療保険を利用する(医療保険の事については、別の記事で説明します)ことになります。
訪問リハビリの介入については、かかりつけ医の指示書が必要となってきますので、先生に訪問リハビリの導入の了承を得てから、サービスの調整を行う事となります。
(理学療法士とは)
ケガや病気などで身体に障害のある人や障害の発生が予測される人に対して、寝返る、起き上がる、立ち上がる、歩くなどの日常生活を行う上で基本となる動作の改善を目指します。障害の悪化の予防を目的に、自立した日常生活が送れるよう支援する医学的リハビリテーションの専門職です。
(作業療法士とは)
理学療法士と同様に日常生活の動作をサポートしますが、担当する動作が少し異なります。
作業療法士が担当するのは、「食事・字を書く・入浴・着替え・歯を磨く」など、日常生活をスムーズに送るための応用的動作です。
手や指などの細かい動作のリハビリのため、手芸や将棋、ガーデニングなどを取り入れることもあります。
また、心の病に対しての治療もする点が作業療法士の特徴です。
(言語聴覚士とは)
言語障害や聴覚障害、ことばの発達の遅れ、声や発音の障害など、対処法を見出すために検査・評価を実施し、必要に応じて訓練、指導、助言等の援助を行う専門職です。
また、言葉に関することだけでなく、食べることや飲み込めないという問題についても扱っています。
②回数について
〇1回当たり20分以上指導を行った場合に、1週に6回を限度として算定なので、
「1回=20分」なので120分/週になります。
〇退院(所)の日から起算して3ヶ月以内に、医師の指示に基づきリハビリテーションを行う場合は、
週12回まで算定可能。
〇1日の訪問リハビリの制限回数としては、3ヶ月間は12回、原則6回となっています。
1日(1度)の訪問で120分(6回分)の訪問する事も可能。
※要介護・要支援ともに、条件は同様となります。
③料金について
【要支援】
1回(20分):298円
(307円:令和6年5月までの金額)
【要介護】
1回(20分):308円
(307円:令和6年5月までの金額)
※負担割合証1~3割に応じて、2割の方は表示の料金の2倍・3割の方は表示の料金の3倍になります。